その他
もう帰る時期が来たでも今はまだ夏。
やぁ!おいらハチ爺だ。
都会のど真ん中、大丸心斎橋店の真夏の屋上からご挨拶だ!
いや~もうな、今日も「極暑」だ。
気温35度超えで快晴なんだが、
正直言ってミツバチも人間様もヘロヘロだぜ。
あー暑いったらありゃしない。
なんせな、この屋上はモロに日差しを浴びるから体感温度は40度だ。
養蜂家の人間様も防護服ってやつを着てるから見た目はカッコいいのに、
中身はサウナだろ。
おいらたちは巣箱から顔出して涼んでるが、それでもこの暑さは堪える。
もう仲間たちなんて巣箱からはみ出してるからな、
「屋上で蜂大集合」みたいな状態になっとるわ。
こうやって汗だくで働いてるおいらたちだけど、ふと気づくんだよな。
この屋上での生活も残りわずかなんよ。
なんだかじわっとくるもんだぜ。
養蜂家の人間様もポツリとつぶやいてたよ。
「このミツバチたちとのふれあいも残り少なくて、
この子たちがいなくなると何を楽しみにしたらいいのかしら…」なんてさ。
おいらも聞こえてしまって、胸がきゅっとなったぜ。
相棒、人間様もいろいろ思うよなあ。
でもな、残り僅かな日々だからこそ、おいらたちは精一杯働くんだ。
どうせミツバチの人生(いや、蜂生)は働いてナンボだしな。
この都会の真ん中で、「心斎橋はちみつ」ってやつを作り続ける使命があるんだ。
暑かろうが寒かろうが、巣箱がパンパンになってようがな、
働くのが俺らミツバチの生き様なんだぜ。
今日はそんなことを考えつつ、巣箱の外で風に当たりながらちょっとホッと一息。
この屋上での最後のひと時を楽しみながら、今日も精一杯働くぜ。
これからも、おいらたちが作ったはちみつを味わってくれよな!
ハチ爺でした!またな!
本日のハチ爺の格言
おいらたちは、あなたの心にとってのひと夏に過ぎず、
1年通したら素敵な出会いはあるもんさ。